今回は大手脱毛サロンの通い放題を契約している人から、予約が取れないとの不満がネット上であまりにも多いので、構造を解説する。
まずは脱毛とサブスクリプションについて簡単に述べるが、脱毛は数回で終わるものではないし、ユーザーからしたら定額で受け放題なので魅力的に映る。
しかし契約者が増加するとどういうことになるだろうか。
それはお店のキャパシティを超え、ユーザーが予約できなくなる。これが現在起きている大手の問題である。
本来であれば、お客様が予約ができないとわかった時点で、広告を止めるなり、新規の契約をストップするなり、既存のお客様への対応策をとるべきである。しかし彼らはそれらの対応はとる様子がない、なぜだろうか。それは店舗数に伴った家賃や従業員の給料といった払うべき固定費があるからである。そのため現状を分かっておきながらも契約させて、最初にキャッシュを頂ければ、後は予約が取れなくても知らないという魂胆がこの問題を起こしているのだ。
はっきり言って、これはポンジスキーム以外のなにものでもない。多店舗展開するお店は必ずといっていいほどこの道をたどる。
だからこのブログを読んでいる人は、どうか「通い放題」という聞こえのいい言葉に惑わされないでほしい。
脱毛業界は誇大広告が多く、ユーザーを誤認させやすい業界である。それゆえにユーザーは、広告に釣られる前にお店のホームページや様々なサイトを参考にして頂きたいと思う。