9月になり、メンズ脱毛ビズは2年目を迎えることになりました。
お客様を始め、ご支援してくださった全ての方にこの場をお借りし、感謝申し上げます。
今後も精進して参りますのでどうぞよろしくお願いいたします。
ここからは、1年を終えた心境と今後の意気込みを記載します。
エステ業界は1年で6割、3年で9割潰れる業界と言われています。事前に廃業率を知って入りましたが、その情報は正しいと実感します。コロナ禍の起業でしたが、我ながらよくぞ1年もったものです。
この1年間の心境は一言では表わせませんが総じて言えるのが、事業を黒字化し継続することは難しいということです。外を歩くと企業が沢山ありますが、存在しているだけで純粋にすごいなと思えます。
今まではサラリーマンとして多くの人に囲まれ、会社の看板を利用することができましたが、一歩外を歩くと、ただの人になります。そんな人間が店舗ビジネスを始めたわけですが、山あり谷ありでまるでサバンナを歩いているかのような感覚です。非常に刺激的ではありますが。
ビジネスを始めてみて、集客の難しさを一番に痛感しました。どうやってお客様にお店を知って頂くか、様々なことをトライしました。看板、リスティング、ポスティング、折込チラシ、SNS、どれも思ったような結果はでませんでした。今思えば、お店をオープンする前から集客は始まっており、もっとマーケティングを勉強しとくべきだったと反省点はあります。
お店を空けていてもお客様が来ない日が続くと、自分が何のために起業したかわからなくなることも多々ありました。誰かの役に立ちたいという思いはあるのですが、それが届かず悔しい思いもしました。
必死に耐えた1年でしたが、良いこともありました。
一番はお客様が付いてくれたことです、そして私のサービスで喜んでくれたこと、そこにやりがいを感じました。
また友人やこれまでお世話になった方が会いに来てくれたことも、何よりの励みになりました。
起業時はリスクを最小限に考え、スモールスタートを心掛けましたが、挑戦して良かったと思います。私の場合、定年まで起業を抑え込んで働いていたら、必ず後悔するのは目に見えていたからです。そのような毒を若いうちに消化しておきたかったこともあります。
改めてですが私がなぜ脱毛業界に入ったかというと、業界のやり方が健全でないと思ったからです。
例えば初回980円などで釣り、何十万、何百万のコース契約を平然と組ませること、誇大広告が多いこと、突然の倒産などでお客様の被害が絶えないこと、それらの悪しき風習を変えたいのです。とても道徳心や倫理観がないものばかりで、従来のやり方を変えなければならないという気持ちが次第に強くなりました。
だからその思いをビズに込め、いつかこのお店を脱毛店の模範にしたいと願っています。
2023年は2022年以上の不況が続くと思いますが、お客様に喜ばれるサービスを徹底していく所存です。
今後ともよろしくお願いいたします。